チャイルドライン

 

日本では、まだまだ聞きなれないこの名称、発祥はヨーロッパ。子どもの声に耳を傾ける電話です。不登校や対人関係、いじめ、ひきこもり、虐待子どもを取り巻く問題は深刻さを増し、その状況はいっそうみえにくくなっています。取り返しがつかなくなる前に子ども達の叫び声を受け止めようとするのがチャイルドラインです。チャイルドラインが一番大切にするのは子ども達の気持ち、行政機関や児童相談所が実施している相談電話はと異なりアドバイスを行うのではなく、子どもにそっと寄り添い、子どもたちの声にただただ耳を傾ける、というのが特色です。秘密は守る・名前は言わなくていい・いやだと思ったらきっていい。子ども達からの電話件数は2007年度135007件、2008年度180311件毎年増え続けています。これは子どもたちの周りに話を聞いてくれる人がいない、子ども達の声を受け止めるシステムがないということを物語ります。チャイルドラインの整備は子ども達の育つ環境を壊してきた大人の責任ではないでしょうか。  

  

NPO法人チャイルドヘルプラインMIEネットワーク

NPO子どもステーションくまのはチャイルドヘルプラインMIEネットワークの東紀州地域担当として当地域 における実施活動、ボランティア育成をになっています。  

  チャイルドラインは非営利の団体です。たくさんの     ボランティアの人達の相互の助け合いと寄付で運 営されています。子ども達のエンパワーメントを引き出す手助けとして、またボランティアとしてかかわるユースや大人たちの自己肯定館や自尊感情 を育む場としてそして全国各地で子ども達の事を深く考えていく手立てとしてくてはならないもの だと感じています。今後も地域の皆様の ご支援 ご協力お願い します